井上 一雅/Inoue Kazumasa
教授/Professor
連絡先/kzminoue●tmu.ac.jp
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researchmap/https://researchmap.jp/kzminoue
担当科目/
(学部)核医学検査技術学、核医学診断機器学、放射線関係法規、放射線安全管理学実験、放射線科学実験、核医学検査技術学実習
(大学院)核医学物理学・保健物理学特論、核医学物理学・保健物理学特論演習、ポジトロン科学特論
研究紹介/
医療の現場では、病変部位の探知や性状診断をするため、放射線、光、磁気、超音波などのさまざまなモダリティを活用した生体内イメージング技術が用いられています。近年では、個々に発展してきたモダリティを複数併せて使用するための技術開発(マルチモダリティイメージング)が行われています。代表的な例として、体内の「形態情報」を捉えるのに優れているX線CT装置と、臓器や組織の「機能情報」を捉えるのに優れているSPECT装置やPET装置を複合したSPECT/CT装置やPET/CT装置が臨床現場で必要不可欠な存在になっています。研究室では、がんの診断や治療評価の精度を向上させるために必要不可欠な新たなマルチモダリティイメージングの研究開発に取り組んでいます。
略歴/
2007年より国立がん研究センター東病院 臨床開発センター機能診断開発部でリサーチ・レジデント。2008年、首都大学東京保健科学研究科 博士後期課程修了 博士(保健科学)。2009年よりハーバード大学医学部で博士研究員として勤務。2012年より首都大学東京 助教、2015年に准教授、2021年より東京都立大学 教授。その他、2019年よりハーバード大学医学部 客員教授。